「不適切な行為」と謝罪、虐待は認めず 宇都宮の老人施設(産経新聞)

 宇都宮シルバーホーム(宇都宮市平出町)の介護職員5人が、入所者の裸の写真を撮るなどの虐待行為をしたとされる問題で、同ホームを運営する医療法人「北斗会」の尾崎史郎理事長が19日、同市内で記者会見し、「不適切な行為だった」と謝罪したが、「虐待には当たらない」との見解を示した。

 尾崎理事長は「高齢者虐待防止法などを検討し、弁護士にも意見を聞いた結果、今回の行為は不適切だったが、虐待とは受け取っていない」と説明した。

 同会の大沢征二事務局長も、産経新聞の電話取材に「現場や弁護士の意見を踏まえ、会としては虐待とはとらえていない」との見解を示した。

 同会では当初、高齢福祉部長が「精神的な虐待があった」と説明していたが、尾崎理事長は「(部長との)認識に差があった。私は(虐待ではなく)不適当な行為だったと認識している」と話した。

 一方、宇都宮市は施設で行われた一連の行為を、虐待とみて調査を進めており、19日、介護保険法に基づいて施設への立ち入り調査を始めた。市保健福祉総務課では「調査で、ホーム側が虐待を認めたと認識している。ホームへの再確認などを含め、立ち入り調査を徹底したい」としている。

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