みんなの力「ぶりでぃー」で勝利…稲嶺氏が会見(読売新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れの是非を争点にした沖縄県名護市長選で、受け入れ反対を主張して初当選した前市教育長・稲嶺進氏(64)が25日午前、記者会見し、「市議会で移設反対の決議をしてもらい、しっかりと国、政府、県に対して、名護市民の意思を伝えていきたい。鳩山首相にも直接伝えたい」と述べ、移設に反対する考えを改めて強調した。

 稲嶺氏は選挙戦を振り返り、「厳しい戦いのなかで、支援の輪が広がった。沖縄の言葉で『みんなの力で』という意味の『ぶりでぃー』で作り上げた選挙態勢だった。今回の勝利はみなさんの大きな思いと力が結集した選挙だ」と笑顔を見せた。

 勝因について、「基地による振興策は一時的なもので、市民生活を豊かにすることにつながっていない。基地に頼る振興策では、自分たちの生活は良くならないということをしっかり考えて頂いた」と分析。政権交代の影響も、「大きな要因の一つと思う」と語った。

 「県外、国外移設」を求める県民世論の追い風が吹くなかで、予想外に接戦だったとの指摘には、「これまで振興策というなかで、市民は非常に悩んだと思う」としながらも、「その厳しい状況でこの結果が出たことは、これまでのあり方に一つの風穴を開けた。これまで潜在的にあった『基地反対』の思いが形として表れた」と指摘した。

 移設先が見つからなければ、普天間が現状のまま固定化する可能性もあるが、「普天間の危険除去は一刻も早くなされないといけない。しかし、そのことが辺野古移設となるのは筋が違う」との見解を示し、「沖縄県内で代替施設を確保するのは無理がある。基地が集中する県内に移設地を求めるのではなく、安全保障という立場から、日本全国で考えて頂きたい」と主張した。

 また、仲井真弘多・県知事に対しては、「新しい市長は『辺野古の海に造らせない』ということを約束して当選した。そのことをしっかりご理解を頂きたい」と話した。

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